作業療法士なのよ、私。
でも、いろいろな仕事もやってきた。
ニュージーランドのスキー場では、スノーボードのレンタルとメンテナンスをやってた。
もう、15年くらい昔だけどね。
作業療法士という仕事は天職だと思ってたけど、働き始めて5年経った頃、ちょっと違うこともやってみたくなったんだよね(笑)
だってね。
人生いろいろな経験をしてみたいじゃない。
好奇心の塊のような人間なので、あちこち見て、聞いて、体験してみたかったんだよね。
人生に関わる仕事だもん、いろいろな人生経験必要でしょ(と、言い訳(笑))
でも、若い時はたくさんの、いろいろな種類の経験をしておくべきだと思う。
若者には広い視野を持って、世界は広いんだ、自分は世界の一部なんだってことを知って欲しい。
自分の中の大きな悩みも、とても小さなことに思えてくるから。
スキー場では、毎日いろいろな出会いがあった。
世界中から『ここで働きたい』って人が集まってきてたから、面白かったよ~。
自国であるニュージーランド人より、異国の人の方が圧倒的に多かった。
スイス、オランダ、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス・・・。
そして、私、日本人。
決して英語が完ぺきだったわけでもないので、ボディランゲージでどうにかやってた(笑)
仕事の面接の時は、質問されてる意味がわからず、とりあえず
I can do it!
と笑顔で繰り返したっけ(笑)
よく、合格させてもらえたもんだと、今更思う(笑)
でも、何とかなるもんで、できないことは周りがしっかりフォローしてくれてたし、逆に私は私にできること(日本人のフォローなど)をしっかりやるようにした。
それでいいんだと思う。
仕事ってのは、独りで全てを完ぺきにしなくても良いんだよね。
頼れる勇気というのも、必要だから。
人に頼ることができると、頼られる人にもなれる。
週末の夜には「JAG NIGHT」という飲み会があった。
そこで、その週に失敗した数が一番多い人がビールをおごるというシステム。
職場の壁にみんなの名前が書いてあって、そこに失敗したらみんなに書き込みされる。
『みちこ:4月1日 昼寝して遅刻!1JAG!(*´з`)』
みたいな感じ。
でも、これって書き込まれても、そこまで嫌じゃなかったんだよね。
みんなの仲間でいられることが嬉しくて、失敗も笑い(=ビール)に変えられて、しかも次は頑張ろうって思える仕組みというか。
責任者に怒られるより、よっぽどよかった(笑)
ちなみに、ここで出会った仲間とは、今でもFBで繋がってる人も多くて、私の人生の宝物になってるよ。
仕事はいい加減ではいけない。
良い加減はOK。
楽しくなくちゃ続かない。
楽しいと思えるかどうかは、自分次第でもあるけれど、そこのリーダーや責任者次第でもある。
楽しいと思える職場づくり。
ここが、これからの私の課題でもあるかな。
じゃ良いGWを!
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