やっほー!
ちょっとだけ、ブログをさぼっていた(笑)、MUKU代表唐津のみっちゃんです。
看護小規模多機能【むく】の説明会の資料を作ろうと、昔の写真を見てたら何やら懐かしい写真が出てきた。

このお婆ちゃん、他しか98歳くらいだったかなぁ~。
もう、10年以上前の写真だよ。
なんでこんなに笑顔なのかって?
(顔全部をお見せできないのが残念だけど、すっごい笑顔!)
これね、自分で縫ったエプロンを、初めてつけた時の写真なの。
お裁縫が好きな人だったんだ~。
ところで、むくの理念は『自分らしく生きる』なんだけど、、、。
そもそも『自分らしさ』ってなんなのさ?
って思わない?
相手が思う「自分らしさ」と自分が思う「自分らしさ」も違うし、自分で自分らしいってどういうことなのかな?って思うことあると思う。
だから「自分らしく生きる」なんて言うけど、自分らしさがわからないまま生きてる人って多いんじゃないかなって。
でもね、高齢になり、障がいを持ち、今までやってきたことができなくなったり、今まで当たり前だと思っていたことが、そうではなくなったりするんだよね。
その時「自分らしさ」を失ってしまうの。
だから「その人らしさ」を考えるとき、その人の生き方、これまでの生活史をしっかり見て、聴いて、その人がどんな人なのかってことを知ることって最も大事なんだよね。
「お裁縫が好き」ってことも、大規模な施設に入って、みんなと同じようにただ、食べて、寝て、起きて、を繰り返していると、そこは知られないままだったりする。
針と糸を持とうとしたら『危ないから、ダメですよ~』なんて言われたりする。
その人の生活を知り、過去を知り、今生きている瞬間が作られた理由を紐解いていくことで、初めてわかることって、いっぱいある。
朝は、お茶じゃなくて、コーヒーだったかもしれない。
シャワーを浴びるときは、足からじゃなくて、左腕からが気持ちいいと思うかもしれない。
大人しそうに見えて、実はプロレス大好きとか(うちのばあちゃんがそうだった(笑))
そして、スタッフにも自分らしくいてほしい。
働く人、利用者さんに関わる人がロボットだと困るもの!
ITがどんどん進化しても、ロボットにはできないこと。
それはやっぱり、心の通ったコミュニケーション。
だって、ロボットには個性が無いもん。その「ロボットAらしさ」って、無いもん。
本当のコミュニケーションは、人間にしかできない。
そして、あなたはあなたしかいない。
私も私しかいない。
自分らしくいようって思わなくても、もうすでに自分なんだから、そのままでいいんです。
なんてことを考えた。
自分らしく生きる高齢者施設【むく】オープンまで141日♬
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