やっほー!
自分らしく生きる、みんなの大きな家、看護小規模多機能むく代表、みっちゃんです♬
むくがオープンして、20日。
毎日、いろいろなことが起きてます。
日々、試行錯誤。
ああでもない、こうでもないと、みんなでたくさん話をし、とりあえず、やってみるか!と、やってから考える日々。
利用者さんと、真正面から向き合い、真剣に、どうすれば「その人らしくいられるか」を話し合ってます。
病院から退院してすぐ、むくに来られたNさん。
病院では寝たきりで、食事も全部介助が必要で、オムツ生活でした。
でも、うちに来てからは、トイレで排泄し、ご飯は車椅子に座って、自分で食べています。
何も、特別なリハビリをしたわけでも、なんでもなく、Nさんの隠し持ってた能力を引っ張り出しただけです(*^_^*)
【環境の力】
です。
病院は、治療優先だから仕方がない部分もあります。
でも、退院してからは暮らしの場です。
本人の能力をいかに引き出すかが、本人にとっても、周りの介助者にとっても大切なポイントとなります。
まずやったことは、病院ではエアマットだったのを、普通のマット+高反発に変えました。
これで、ベッド上でのゴソゴソ復活!
自分で脚を曲げたり伸ばしたり、寝返りだって出来ます。(病院では2時間おきの体交だったそう)
次に、ベッド柵を介助バーに変更。
これで、安定してベッドに座ることができるようになり、車椅子に移る時捕まって立つことができるようになりました。
そして、本人に合った車椅子を調達。
トイレは、ファンレストテーブルが付いた個室を使います。
ちょっと、モデルで立ってもらいました(*^_^*)
このレストテーブルが優れもので、足の力が弱くても、上半身から体重をしっかり支えてくれるので、介助する方も、される方も、とても楽になるんです。
トイレに行きたいのは、ちゃんとわかるから、その都度、トイレで排泄してもらいます。
ベッドから車椅子、車椅子からトイレ、レストテーブルでのつかまり立ち、またトイレから車椅子へ。
これが、Nさんにとっては日々のリハビリです。
訓練室で立つ練習をするより、たくさん立つ機会ができますよね。
ご飯も、ベッド上だと、食器に手が届きにくかったり、体のバランスが取りにくかったり、胸や胃を圧迫して食べにくかったりしたかもしれませんが、車椅子とテーブルで食べると、自分で食べることができました。
そして、忘れちゃいけない最も大事な環境は、これ!
この、みんなで食べるという雰囲気です(≧∇≦)
1人で病室で食べるご飯って、味気ないですもんね。
みんなで、ワイワイしながら食べると食も進みます。
ね、ほんと。
環境の力、すごいでしょ(*^_^*)
むくでは、利用者さんにどんどん元気になってもらいたいので、ありとあらゆる手を使います(笑)
でもね、そんなみなさんに感動と勇気と元気をもらってるスタッフたちなんです。
これが、互助なのかな〜なんて思う日々。
介護の仕事の3Kは、かっこいい、気持ちいい、感動がある!ですからね(*^_^*)
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