やっほー!
看護小規模多機能むく代表、唐津のみっちゃんです。
リハビリって聞くと、みんな、どんなイメージを持ちますか?
病院のリハビリ室で、セラピストと一緒に「いち、に、さん!」ってやってる?
電気を当てたり、マットの上で筋トレしたり。
作業療法って聞くと、机上でなんか作ったり、計算問題したり・・・。
なんかね、そういうイメージが多いんじゃ無いかと思うんです。
私もそうだったから。
でもね、リハビリってそれだけじゃないんです。
もちろん、急性期や回復期の機能訓練としてのリハビリは病院でしっかりした方が良いと思ってます。
病気の治療も必要な時期は、病院が最適です。
でも、そこから、いずれ、暮らしにシフトしていかなきゃならない。
いつまでも、訓練室での訓練だけでは、前に進めません。
リハビリテーションとは『本来あるべき姿に戻ること』を意味しています。
つまり、その人がその人らしくいること、障害の程度に関係なく『その人、個人としての人生を取り戻すこと』だと思っています。
トイレに行くときは、歩いて行く。
リハビリ的にいうと、歩行訓練。
買い物に行く。
リハビリ的にいうと、屋外歩行訓練、応用歩行訓練。
メニューを考えて、買い物する物を決めて、それを記憶して買う。
リハビリ的にいうと、実行機能訓練、記憶、計算、コミュニケーションなどなど。
子どもと踊る♬
これもリハビリ。
ゴーヤのわたをとる。
これもリハビリ。
配膳。
これもリハビリ。
寝たきりだった人が、立ってるよ。
日よけの帽子をかぶって、外に出て、車から降りて、自分の足で立ってるよ。
もちろん、これもリハビリ。
リハビリって、病院の訓練室の中ですることだけじゃ無いんです。
これから、暮らしを作っていく時期にいる方にとっては、日々の暮らしがリハビリになる。
私が、病院のリハビリに違和感を感じ続け、ずっとやりたかった暮らしの中でのリハビリ。
訓練室や、病室での閉ざされた空間でない、開かれた場所で出来る、生活の中にあるリハビリ。
それぞれの想いや、こだわりが生かされる。
そして、私が作業療法士としてやるべきことは、可能性をつぶさないこと。
挑戦できる環境を作ること。
今持っている能力を最大限に引き出し、暮らしやすくする工夫を考える。
出来ないことを、出来ないと諦めるのではなく、諦めないで良い方法を考える。
できるように練習する。
環境や手段を変える。
用具を導入する。
これは、その人それぞれで、今のその人にとっての「らしさ」を考えていきます。
そして、やっぱり、楽しくなくちゃ。
人生一度きり。
もう一回書くけど、リハビリだって楽しくなくちゃ!なんです。
リハビリって、あちこちに転がっています。
何でも、やってみよう!という気持ちが大切。
暮らしの中のリハビリ。
むくでは毎日が、リハビリです(*^_^*)
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